福岡県まちの駅「県北部地区」ミーティングin黒崎宿(後編)
(前編からのつづき)
飯塚も今年の4月からはじめていますが、ここは一つの商店街すべての店がまちの駅になっています。ただそれだけに、まちの駅のことがよくわかっていない店も多く、まちの駅として何をしたらよいのかわからない状態だということでした。ただ、ここ数年飯塚は水害や火災などが相次いだので、防災について何かできないかという考えもあるそうです。いずれにしても、こういった会合に出席して、他地区のまちの駅からヒントをたくさんもらいたいと考えて参加したという報告がありました。
宮若では、17のまちの駅が月1回の駅長会議を中心にしてさまざまな活動を続けています。毎月のイベントカレンダーをつくったり、スタンプラリーをしたり、そして昨年からは携帯電話を使った情報サービス「まるごとナビ」を運用したりと、新しい取り組みにも積極的です。
最後に開催地黒崎からの報告がありました。まちの駅をはじめて4年目になりますが、それまであまりPRするものがなかった黒崎が、手作りのイベントを中心に情報発信ができるようになったことが、大きな成果だと言うことでした。しかしながら、それでもまだ一般の方のまちの駅に対する認知は低く、それだけにまちの駅も今の6駅に固定化してしまい、なかなか広がらない、ただ数を求めるわけではないのでそれでも良いのでは等々、いろいろと悩みながらも続いているとのことです。その問題提起は、次のフリー討議の始まりへとつながっていきました。
活動報告が終わり、少しばかりの休憩を取った後、残った時間で自由に意見を出し合うこととしました。休憩前の黒崎からの悩みが議題となりました。
「まちの駅を広げていく(ことに力を注ぐ)べきかどうか」。ある方は「まちの駅の質を高めていくには人々に知ってもらうことが必要。そのためには数を増やさないと」、またある方は「無理せず、やれる範囲で良いのでは」等いろいろな意見が出されました。
もちろんこれは大きな論点であり、この場で結論が出るものではないですが、次第に議論は「福岡県の北部でもこうしてまちの駅の数が揃ってきたのだから、まずは今やっている人たちでも連携する必要ではないか」ということで流れていきました。
これは皆さんが共通に感じていたことらしく、「近くの地域であってもそれぞれのまちの駅を取り巻く環境、そして目的も微妙に違っている。でもまちの駅をやってまちを元気にしようという最低限の共通点はある。だから、お互いが定期的に顔をあわせて、協力し合えることはするようなゆるやかな関係をつくる、そんな”場”をつくっていこう」ということで、最後はまとまりました。
このように自然な形で、この会合は次回も場所を変えて行われることとなりました。終わりに、次回の開催地をどこにするかが話し合われましたが、若松まちの駅の方が手をあげてくださって、すんなりと若松に決まりました。時期はまだ未定ですが、そう遠くないうちにと言うことで準備が進められることとなりました。
福岡県北部のまちの駅がゆるやかにつながり合う。そんな出発点に立ったのが今回の会合の成果と言えるでしょう。次回も楽しみです。






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